1PM81第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)

脳血管障害で誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

脳血管障害の代表的な病型と危険因子、症状の組合せを見分ける問題です。くも膜下出血、脳塞栓、脳血栓と、優位半球障害による失語を整理します。

解説

くも膜下出血の多くは脳動脈瘤の破裂などで起こり、高血圧は発症や再出血に関わる重要な危険因子です。脳塞栓症は心房細動などの心疾患に由来する血栓が脳動脈を閉塞して起こり、脳血栓症は脳動脈の動脈硬化部位に血栓が形成されて脳梗塞を生じます。言語中枢は多くの人で左大脳半球に優位であるため、左半球の障害では失語症を伴いやすくなります。突然の激しい頭痛、片麻痺、言語障害などは緊急評価が必要です。

選択肢の確認

1.くも膜下出血は低血圧の人に多い。:誤り。くも膜下出血は低血圧の人に多いのではなく、脳動脈瘤の破裂などが原因となり、高血圧は重要な危険因子です。
2.脳塞栓症は心臓疾患の人に多い。:正しい。心房細動、弁膜症、心筋梗塞後などで心内血栓が形成されると、脳塞栓症の原因になります。
3.脳血栓症は脳硬塞の原因となる。:正しい。脳動脈に血栓が形成されて血流が途絶えると、脳梗塞、旧称では脳硬塞を生じます。
4.左側の脳血管障害は失語症を伴うことが多い。:正しい。多くの人では左半球が言語優位半球であり、その障害で失語症を生じやすくなります。

覚えるポイント

  • くも膜下出血は脳動脈瘤破裂が代表的で、突然の激しい頭痛が重要である。
  • 心原性脳塞栓では心房細動などの心疾患を確認する。
  • 左優位半球の障害では失語症を伴いやすい。
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