1PM84|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
階段を上がる時、前胸部に圧迫感が生じ、数分の安静で軽快するという症状を訴えた場合、最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
胸痛が起こる状況、持続時間、安静による軽快から狭心症の型を判断する症例問題です。労作で誘発され、数分の安静で軽快することが決め手です。
解説
労作時狭心症は、冠動脈の動脈硬化性狭窄を背景に、運動などで心筋酸素需要が増えたときに一過性の心筋虚血を生じる病態です。胸部の圧迫感や絞扼感が労作で出現し、通常は安静により数分で軽快します。安静でも続く胸痛、症状の増悪、冷汗や呼吸困難を伴う場合は急性冠症候群を疑い、鍼灸施術より医療機関での評価を優先します。
選択肢の確認
1.労作時狭心症:正しい。階段昇降という労作で誘発され、数分の安静で軽快する経過は労作時狭心症に典型的です。
2.安静時狭心症:誤り。安静時狭心症は、労作とは無関係に安静時にも発作が起こります。
3.異型狭心症:誤り。異型狭心症は冠攣縮によることが多く、夜間や早朝の安静時に生じやすい型です。
4.心筋梗塞:誤り。心筋梗塞では胸痛がより強く長く持続し、安静のみでは軽快しないことが一般的です。
覚えるポイント
- 労作で出現し安静で軽快する胸部圧迫感は労作時狭心症を考える。
- 安静時発作は冠攣縮性狭心症などを考える。
- 長引く胸痛、冷汗、呼吸困難は緊急評価が必要である。