1PM94|第1回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第1回午後(科目未分類)
脳血管障害で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
脳血管障害後にみられる麻痺、失語、失認と、拘縮予防の基本を問う問題です。失語と構音障害を区別することが重要です。
解説
脳卒中後の運動麻痺は、急性期の弛緩性麻痺から次第に痙性が目立つ経過をとることがあります。失語症は大脳の言語中枢の障害によって、話す、聞く、読む、書くといった言語機能が障害される状態です。発声・構音器官の運動麻痺による話しにくさは構音障害であり、失語症とは異なります。失認は一次的な感覚が保たれていても対象を認識できない高次脳機能障害です。
選択肢の確認
1.弛緩性麻痺に始まり次第に痙性麻痺なることが多い。:正しい。脳卒中後は初期の弛緩性麻痺から、回復過程で痙性麻痺へ移行することがあります。
2.失語症は発生器官の麻痺による。:誤り。失語症は大脳言語中枢の障害であり、発声器官の麻痺によるものではありません。
3.知覚および視覚に障害のない失認症がある。:正しい。失認では視覚や知覚そのものが保たれていても、意味のある対象として認識できないことがあります。
4.拘縮の予防または治療のために関節可動域訓練が必要である。:正しい。関節可動域訓練や良肢位保持は拘縮の予防・治療に重要です。
覚えるポイント
- 失語症は言語中枢障害、構音障害は発声・構音運動の障害である。
- 失認は一次感覚が保たれていても認識できない高次脳機能障害である。
- 脳卒中後は良肢位保持と関節可動域訓練で拘縮を予防する。