20AM19|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
起始が1つの骨にある筋はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
筋の起始が一つの骨にあるかどうかを問う問題です。
二頭筋や三頭筋の各頭が、どこから起こるかを確認します。
解説
上腕二頭筋は、長頭が肩甲骨の関節上結節から、短頭が肩甲骨の烏口突起から起こります。いずれも肩甲骨という一つの骨から起こるため、起始が1つの骨にある筋にあたります。したがってこれが正答です。停止は橈骨粗面と前腕筋膜(腱膜)です。
上腕三頭筋は、長頭が肩甲骨の関節下結節から、内側頭と外側頭が上腕骨の後面から起こります。肩甲骨と上腕骨という二つの骨にまたがります。
大腿二頭筋は、長頭が坐骨結節(寛骨)から、短頭が大腿骨の粗線から起こります。寛骨と大腿骨という二つの骨にまたがります。
下腿三頭筋は、腓腹筋の内側頭と外側頭が大腿骨の内側上顆と外側上顆から、ヒラメ筋が脛骨と腓骨から起こります。複数の骨にまたがります。
このように、名前に「二頭」「三頭」とついていても、起始が一つの骨にまとまっているかどうかは筋によって異なる点が問われています。
選択肢の確認
1.上腕二頭筋
正しい。長頭も短頭も肩甲骨から起こります。
2.上腕三頭筋
誤り。長頭は肩甲骨、内側頭と外側頭は上腕骨から起こります。
3.大腿二頭筋
誤り。長頭は坐骨結節、短頭は大腿骨粗線から起こります。
4.下腿三頭筋
誤り。腓腹筋は大腿骨、ヒラメ筋は脛骨と腓骨から起こります。
覚えるポイント
- 上腕二頭筋=長頭は関節上結節、短頭は烏口突起。いずれも肩甲骨。
- 上腕三頭筋=長頭は関節下結節(肩甲骨)、内側頭と外側頭は上腕骨。
- 大腿二頭筋=長頭は坐骨結節(脛骨神経)、短頭は大腿骨粗線(総腓骨神経)。
- 下腿三頭筋=腓腹筋(大腿骨)とヒラメ筋(脛骨・腓骨)、アキレス腱として踵骨に停止。