20AM2|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
医療従事者の倫理について適切でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
医療従事者の倫理について、適切でないものを選ぶ問題です。
患者の意思を尊重することと、要求のすべてに従うことの違いが要点です。
解説
患者の意思を尊重することは医療倫理の基本ですが、患者の要求を無条件に優先することは適切ではありません。医学的に妥当でない要求、他者に害を及ぼす要求、施術者の業務範囲を超える要求には応じられません。医療者は、専門職として適切な情報を提供し、患者とともに最善の方針を考える立場にあります。したがってこの記述が適切でないものであり、正答です。
守秘義務は、業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないという義務で、あはき法にも定められています。免許を返上した後も継続する重要な義務です。
情報提供と説明を十分に行うことは、インフォームド・コンセントの前提であり、患者の自己決定を支えるために不可欠です。
援助者としての立場をとることは、患者の回復と生活の質の向上を支える専門職としての基本的な姿勢です。
なお、医療倫理の四原則として、自律尊重、無危害、善行、正義が知られています。
選択肢の確認
1.守秘義務がある。
適切な記述です。法律にも定められた義務です。
2.患者の要求を優先する。
適切でない記述であり、これが正答です。医学的に妥当でない要求まで優先することはできません。
3.情報提供と説明を十分に行う。
適切な記述です。インフォームド・コンセントの前提となります。
4.援助者としての立場をとる。
適切な記述です。専門職としての基本的な姿勢です。
覚えるポイント
- 医療倫理の四原則=自律尊重、無危害、善行、正義。
- 守秘義務は免許返上後も続き、違反は親告罪。
- インフォームド・コンセント=十分な説明に基づく理解と同意。
- 業務範囲を超える要求には応じず、必要に応じて医療機関へつなぐ。