20AM21|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
筋と付着部位について正しい組合せはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
筋の停止部を問う解剖学の問題です。
上腕骨の結節と結節稜、大腿骨の転子という目印を正確に区別します。
解説
大腰筋は、腰椎の椎体と肋骨突起から起こり、腸骨筋とともに腸腰筋となって鼠径靱帯の下(筋裂孔)を通り、大腿骨の小転子に停止します。股関節の屈曲を担う主力の筋で、大腿神経(および腰神経叢の枝)の支配です。したがってこの組合せが正しくなります。
広背筋は、下位胸椎から腰椎の棘突起、腸骨稜などから起こり、上腕骨の小結節稜に停止します。大結節ではありません。作用は肩関節の内転、内旋、伸展です。
大胸筋は、鎖骨、胸骨、肋軟骨から起こり、上腕骨の大結節稜に停止します。小結節ではありません。作用は肩関節の内転、内旋、屈曲です。
大殿筋は、腸骨、仙骨、尾骨の後面から起こり、大腿骨の殿筋粗線と腸脛靱帯に停止します。大転子ではありません。大転子に停止するのは中殿筋、小殿筋、梨状筋などです。
選択肢の確認
1.広背筋-上腕骨大結節
誤り。広背筋は上腕骨の小結節稜に停止します。
2.大胸筋-上腕骨小結節
誤り。大胸筋は上腕骨の大結節稜に停止します。
3.大殿筋-大腿骨大転子
誤り。大殿筋は殿筋粗線と腸脛靱帯に停止します。
4.大腰筋-大腿骨小転子
正しい。腸腰筋として小転子に停止し、股関節を屈曲させます。
覚えるポイント
- 大結節=棘上筋、棘下筋、小円筋。小結節=肩甲下筋。
- 大結節稜=大胸筋、小結節稜=広背筋と大円筋。
- 小転子=腸腰筋、大転子=中殿筋、小殿筋、梨状筋。
- 殿筋粗面と腸脛靱帯=大殿筋。