20AM22|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
気管支について正しい記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
気管と気管支の構造を問う問題です。
分岐部の高さ、栄養血管、左右の違いを確認します。
解説
右主気管支は、左に比べて太く、短く、垂直に近い角度で分岐します。心臓が左に寄っているため、左主気管支は横に長く伸びる形になるためです。この違いにより、誤嚥した異物や吸引された内容物は右側に入りやすく、誤嚥性肺炎も右肺に多く発生します。したがってこの記述が正しくなります。
気管分岐部は、第4から第5胸椎の高さ(胸骨角の高さ)にあります。第1胸椎ではありません。
気管支壁の栄養は、胸大動脈から分かれる気管支動脈が担います。肺動脈は肺胞でのガス交換に関わる機能血管であり、栄養血管ではありません。
葉気管支の数は、肺葉の数に対応します。右肺は上葉・中葉・下葉の3葉なので3本、左肺は上葉・下葉の2葉なので2本に分かれます。左が3本という記述は逆です。
選択肢の確認
1.気管分岐部は第1胸椎の高さである。
誤り。第4から第5胸椎(胸骨角)の高さです。
2.気管支壁は肺動脈によって栄養される。
誤り。気管支動脈が栄養血管です。
3.左気管支は3本の葉気管支に分かれる。
誤り。左は2本、右が3本です。
4.右気管支は左よりも垂直に近く傾斜する。
正しい。太く短く垂直に近いため、誤嚥物が入りやすくなります。
覚えるポイント
- 右主気管支=太く短く垂直に近い。誤嚥物が入りやすい。
- 気管分岐部=第4から第5胸椎(胸骨角)の高さ。
- 右肺は3葉、左肺は2葉。葉気管支の数も同じ。
- 肺動脈は機能血管、気管支動脈は栄養血管。