20AM23|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
膵臓について正しい記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
膵臓の位置と構造を問う問題です。
腹膜との関係、隣接する臓器、外分泌部と内分泌部を区別します。
解説
膵臓は腹膜後器官(後腹膜器官)であり、前面だけが腹膜に覆われて後腹壁に付着しています。したがってこの記述が正しくなります。同じく腹膜後器官には、腎臓、副腎、十二指腸の大部分、上行結腸、下行結腸などがあります。
膵臓の位置は、おおよそ第1から第2腰椎の高さです。第4から第5腰椎ではありません。
膵臓は右から膵頭部、膵体部、膵尾部に分かれます。膵頭部が十二指腸に囲まれ、左端の膵尾部が脾臓に接します。左端が十二指腸に接するという記述は左右が逆です。
膵液は、外分泌部である腺房細胞から分泌され、主膵管を通って大十二指腸乳頭に開口します。**ランゲルハンス島(膵島)**は内分泌部であり、インスリン(B細胞)、グルカゴン(A細胞)、ソマトスタチン(D細胞)を血中へ分泌します。膵液を分泌するのではありません。
選択肢の確認
1.第4・第5腰椎の高さにある。
誤り。第1から第2腰椎の高さにあります。
2.後腹壁に付着している。
正しい。腹膜後器官であり、前面のみが腹膜に覆われます。
3.左端は十二指腸に接している。
誤り。左端の膵尾部は脾臓に接します。十二指腸に囲まれるのは膵頭部です。
4.膵液はランゲルハンス島から分泌される。
誤り。膵液は外分泌部の腺房細胞から分泌されます。
覚えるポイント
- 膵臓は腹膜後器官、第1から第2腰椎の高さ。
- 膵頭部は十二指腸に囲まれ、膵尾部は脾臓に接する。
- 外分泌部(腺房)=膵液(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン、重炭酸)。
- 内分泌部(ランゲルハンス島)=インスリン、グルカゴン、ソマトスタチン。