20AM26第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)

刺激伝導系について正しい記述はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

刺激伝導系の構造と走行を問う問題です。

構成する組織、各部の位置を確認します。

解説

**ヒス束(房室束)は、房室結節から出て、心房と心室を隔てる線維三角(心臓の線維骨格)**を貫き、心室中隔に入って右脚と左脚に分かれます。心房と心室は線維性の組織で電気的に絶縁されているため、興奮が心室へ伝わる唯一の通路がこのヒス束です。したがってこの記述が正しくなります。

刺激伝導系は、特殊心筋という特別に分化した心筋細胞からなります。神経線維ではありません。興奮の発生と伝導に特化し、収縮する能力は乏しくなっています。

プルキンエ線維は、心室中隔から心室壁へ広がり、心内膜下を走行して心室筋に興奮を伝えます。心外膜下ではありません。

房室結節は、右心房の下部、冠状静脈洞の開口部と三尖弁の間(コッホの三角)にあります。右心室ではありません。

選択肢の確認

1.神経線維により構成される。
誤り。特殊心筋という心筋細胞からなります。

2.プルキンエ線維は心外膜下を走行する。
誤り。心内膜下を走行します。

3.房室結節は右心室にある。
誤り。右心房の下部にあります。

4.ヒス束は線維三角を通る。
正しい。心房と心室をつなぐ唯一の電気的な通路です。

覚えるポイント

  • 刺激伝導系=洞房結節→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維
  • 特殊心筋からなる。神経線維ではない。
  • 洞房結節と房室結節は右心房にある。
  • 房室結節での伝導の遅れが、心房と心室の収縮の時間差を生む。
20AM2520AM27
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