20AM28|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
脳幹について正しい記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脳幹の範囲と各部の構造を問う問題です。
どこからどこまでが脳幹か、各核がどこにあるかを整理します。
解説
脳幹は、中脳、橋、延髄の三つからなります(間脳を含める場合もありますが、一般には中脳・橋・延髄を指します)。したがって「橋は脳幹に含まれる」が正しく、これが正答です。脳幹には脳神経核、呼吸中枢、心臓血管中枢、嚥下中枢などの生命維持に不可欠な中枢が集まっています。
オリーブ核は延髄にあり、そこから出る線維(オリーブ小脳路)は反対側の小脳へ向かいます。錐体路に関与するものではありません。錐体路は大脳皮質から延髄の錐体を通って脊髄へ下る運動の下行路で、延髄下端の錐体交叉で交叉します。
四丘体(上丘と下丘)は中脳の背側にあります。延髄ではありません。上丘は視覚反射、下丘は聴覚の中継に関わります。
孤束核は延髄にあり、顔面神経、舌咽神経、迷走神経が伝える味覚と内臓感覚を受け取ります。中脳ではありません。
選択肢の確認
1.橋は脳幹に含まれる。
正しい。脳幹は中脳、橋、延髄からなります。
2.オリーブ核は錐体路に関与する。
誤り。延髄にあり、小脳へ線維を送ります。
3.延髄には四丘体がある。
誤り。四丘体は中脳の背側にあります。
4.中脳には孤束核がある。
誤り。孤束核は延髄にあります。
覚えるポイント
- 脳幹=中脳、橋、延髄。
- 中脳=大脳脚、黒質、被蓋、四丘体(上丘・下丘)、動眼神経核。
- 橋=三叉神経核、外転神経核、顔面神経核、橋核。
- 延髄=オリーブ核、孤束核、疑核、錐体交叉、呼吸中枢、心臓血管中枢。