20AM30|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
感覚と伝導路との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
感覚の伝導路と中継部位を対応させる問題です。
各感覚がどの経路をたどるかを整理します。
解説
聴覚の伝導路は、蝸牛神経から蝸牛神経核、上オリーブ核を経て外側毛帯を上行し、中脳の下丘で中継されます。その後、間脳の内側膝状体を経て側頭葉の聴覚野に至ります。したがって聴覚と下丘の組合せが正しく、正答です。
視覚は、網膜から視神経、視交叉、視索を経て、間脳の外側膝状体で中継され、後頭葉の視覚野に至ります。内側毛帯を通るのではありません。
内側毛帯は、後索を上行した識別性触覚と深部感覚の線維が、延髄の薄束核・楔状束核で乗り換えて交叉した後に形成する経路です。したがって触圧覚は内側毛帯を通ります。外側毛帯は聴覚の経路であり、記述が入れ替わっています。
味覚は、顔面神経、舌咽神経、迷走神経を経て延髄の孤束核で中継され、視床を経て大脳皮質の味覚野に至ります。唾液核(上唾液核と下唾液核)は、唾液腺への副交感神経の起始核であり、味覚の中継核ではありません。
選択肢の確認
1.視覚-内側毛帯
誤り。視覚は外側膝状体で中継されます。内側毛帯は触圧覚と深部感覚の経路です。
2.触圧覚-外側毛帯
誤り。触圧覚は内側毛帯を通ります。外側毛帯は聴覚の経路です。
3.聴覚-下丘
正しい。聴覚は下丘、次いで内側膝状体で中継されます。
4.味覚-唾液核
誤り。味覚は孤束核で中継されます。唾液核は唾液腺への副交感神経の起始核です。
覚えるポイント
- 聴覚=外側毛帯→下丘→内側膝状体→側頭葉。
- 視覚=視神経→視交叉→視索→外側膝状体→後頭葉。
- 識別性触覚・深部感覚=後索→薄束核・楔状束核→交叉→内側毛帯→視床。
- 味覚=顔面・舌咽・迷走神経→孤束核→視床→味覚野。