20AM39|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
α受容体が主に関与している機能はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
アドレナリン受容体の種類と作用を問う問題です。
αとβで作用が異なる点を整理します。
解説
α1受容体は、皮膚や内臓の血管平滑筋に多く分布し、刺激されると血管が収縮します。これにより末梢血管抵抗が高まり、血圧が上昇します。緊張したときに顔色が青ざめ、手足が冷たくなるのはこの作用によります。したがって皮膚血管の収縮が正答です。
心拍数の増加はβ1受容体の刺激によります。心収縮力の増大も同様です。
立毛筋はα1受容体を介して収縮します。これにより鳥肌が立ちます。弛緩ではありません。
膀胱排尿筋の弛緩は**β受容体(β3)**の刺激によります。なお、内尿道括約筋の収縮はα1受容体を介するため、交感神経の興奮は全体として蓄尿の方向に働きます。
このように、α受容体は主に収縮(血管、立毛筋、瞳孔散大筋、内尿道括約筋)に、β受容体は心臓の促進と平滑筋の弛緩(気管支、膀胱排尿筋、子宮)に働くと整理できます。
選択肢の確認
1.皮膚血管の収縮
正しい。α1受容体を介して血管が収縮します。
2.心拍数の増加
誤り。β1受容体の刺激によります。
3.立毛筋の弛緩
誤り。立毛筋はα1受容体を介して収縮します。
4.膀胱排尿筋の弛緩
誤り。β受容体の刺激によります。
覚えるポイント
- α1=血管収縮、立毛筋収縮、瞳孔散大筋収縮、内尿道括約筋収縮。
- β1=心拍数増加、心収縮力増大、レニン分泌。
- β2=気管支拡張、骨格筋の血管拡張、子宮弛緩。
- 交感神経の興奮は蓄尿、副交感神経の興奮は排尿の方向に働く。