20AM4|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
腸炎ビブリオ食中毒について正しい記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
腸炎ビブリオ食中毒の特徴を問う問題です。
菌の性質、季節、潜伏期、予防法を確認します。
解説
腸炎ビブリオは熱に弱い細菌であり、十分な加熱によって死滅します。したがって予防には加熱が有効であり、この記述が正しくなります。加えて、真水に弱いため調理前の流水での洗浄も有効で、低温では増殖しにくいため冷蔵保存も効果的です。生鮮魚介類の取り扱いでは、真水で洗う、冷蔵する、加熱する、調理器具を使い分ける、といった対策が基本になります。
季節については、海水温が上がる夏季に多く発生します。冬季ではありません。
潜伏期は10時間から24時間程度、平均でおよそ12時間前後とされ、腹痛と水様性下痢を主症状とします。20時間前後という記述は適切ではありません。
菌の分類については、腸炎ビブリオはビブリオ属の好塩菌であり、塩分を含む海水中で増殖します。大腸菌群には分類されません。
選択肢の確認
1.冬季に多い。
誤り。海水温の上がる夏季に多く発生します。
2.潜伏期は平均20時間前後である。
誤り。平均でおよそ12時間前後とされます。
3.原因菌は大腸菌群に分類される。
誤り。ビブリオ属の好塩菌です。
4.予防には加熱が有効である。
正しい。熱に弱く、十分な加熱で死滅します。
覚えるポイント
- 腸炎ビブリオ=好塩菌、生鮮魚介類、夏季に多い、腹痛と水様性下痢。
- 予防=加熱、真水での洗浄、冷蔵、調理器具の使い分け。
- 黄色ブドウ球菌=耐熱性の毒素、加熱では防げない、潜伏期が短く嘔吐が主。
- カンピロバクター=鶏肉、近年の細菌性食中毒で最多。