20AM41|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
瞳孔の対光反射について誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
対光反射の経路について、誤った記述を選ぶ問題です。
遠心路が体性運動神経か自律神経かが要点です。
解説
対光反射の遠心路は、動眼神経に含まれる副交感神経線維です。中脳の動眼神経副核(エディンガー・ウェストファル核)から出た節前線維が動眼神経に乗って眼窩に入り、毛様体神経節で節後線維に乗り換えて、効果器である瞳孔括約筋(平滑筋)を収縮させます。すなわち遠心路は自律神経であって、骨格筋を支配する運動神経(体性運動神経)ではありません。したがってこの記述が誤りであり、正答です。
受容器は網膜の視細胞(主に錐体細胞と桿体細胞)であり、光を受容します。この記述は正しい内容です。
求心路は視神経です。網膜からの情報が視神経、視交叉、視索を経て伝えられます。この記述も正しい内容です。
中枢は中脳です。視索から分かれた線維が視蓋前域に入り、両側の動眼神経副核へ連絡します。両側に連絡するため、片眼に光を当てると反対側の瞳孔も縮小する間接対光反射が起こります。この記述も正しい内容です。
選択肢の確認
1.受容器は視細胞である。
正しい記述です。網膜の視細胞が光を受容します。
2.求心路は視神経である。
正しい記述です。
3.遠心路は運動神経である。
誤った記述であり、これが正答です。遠心路は動眼神経の副交感神経線維です。
4.中枢は中脳である。
正しい記述です。視蓋前域と動眼神経副核が関わります。
覚えるポイント
- 対光反射=求心路は視神経、中枢は中脳、遠心路は動眼神経(副交感)。
- 効果器は瞳孔括約筋(平滑筋)。散瞳は交感神経による瞳孔散大筋。
- 両側の副核に連絡するため、間接対光反射が生じる。
- 対光反射は脳幹機能の評価に用いられる。