20AM43|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
γ運動ニューロンの特徴として正しい記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
γ運動ニューロンの役割を問う問題です。
α運動ニューロンとの違いを整理します。
解説
γ運動ニューロンは、脊髄前角にある体性運動ニューロンで、筋紡錘の中にある錘内筋線維を支配します。したがってこの記述が正しく、正答です。
γ運動ニューロンが錘内筋線維を収縮させると、筋紡錘が引き伸ばされた状態になり、筋紡錘の感度が高まります。これにより、筋が短縮している間も筋紡錘が働き続け、筋の長さの情報を常に中枢へ送ることができます。随意運動の際にはα運動ニューロンとγ運動ニューロンが同時に活動し(α-γ連関)、運動中も感度が保たれます。
自律神経系に属するという記述は誤りです。γ運動ニューロンは体性運動神経系に属します。
脊髄側角に分布しているという記述も誤りです。γ運動ニューロンの細胞体はα運動ニューロンと同じく脊髄前角にあります。側角にあるのは交感神経の節前ニューロンです。
腱器官の感度を調整しているという記述も誤りです。γ運動ニューロンが感度を調整するのは筋紡錘です。腱器官(ゴルジ腱器官)は筋の張力を感知し、Ib線維を介して情報を伝えます。
選択肢の確認
1.自律神経系に属する。
誤り。体性運動神経系に属します。
2.錘内筋線維を支配している。
正しい。筋紡錘の感度を調整します。
3.脊髄側角に分布している。
誤り。細胞体は脊髄前角にあります。側角は交感神経節前ニューロンです。
4.腱器官の感度を調整している。
誤り。調整するのは筋紡錘です。
覚えるポイント
- α運動ニューロン=錘外筋線維(通常の筋線維)を支配し、筋を収縮させる。
- γ運動ニューロン=錘内筋線維を支配し、筋紡錘の感度を調整する。
- 筋紡錘=筋の長さと伸張速度(Ia、II線維)、腱器官=筋の張力(Ib線維)。
- 随意運動ではα-γ連関により両者が同時に働く。