20AM55第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)

血圧について正しい記述はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

血圧に関する用語と測定法を問う問題です。

平均血圧の求め方、測定法による違い、白衣高血圧と仮面高血圧を整理します。

解説

仮面高血圧は、診察室で測ると正常なのに、家庭や職場で測ると高いという状態です。医療者の前では血圧が上がらず、日常生活の中で高い値を示すため、診察だけでは見逃されてしまう(仮面をかぶっている)ことからこの名があります。したがって「家庭血圧は診察室血圧より高い」が正しく、これが正答です。仮面高血圧は臓器障害の危険が高いことが知られており、家庭血圧の測定が重視される理由になっています。

平均血圧は、収縮期血圧と拡張期血圧の単純な平均ではなく、拡張期血圧+脈圧の3分の1で求めます。心周期のうち拡張期のほうが長いためです。

触診法では、橈骨動脈の拍動が触れ始める点を収縮期血圧とします。コロトコフ音を聴く聴診法よりやや低めに測定されるのが一般的で、また拡張期血圧は測定できません。

白衣高血圧は、診察室でだけ血圧が高くなる状態で、高齢者に多いとされます。若年者に多いという記述は誤りです。

選択肢の確認

1.平均血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の和の1/2である。
誤り。拡張期血圧+脈圧の3分の1で求めます。

2.触診法では聴診法より高く測定される。
誤り。やや低めに測定されます。

3.仮面高血圧患者では家庭血圧は診察室血圧より高い。
正しい。診察室では正常で、日常生活では高い状態です。

4.白衣高血圧は若年者に多い。
誤り。高齢者に多いとされます。

覚えるポイント

  • 平均血圧=拡張期血圧+脈圧の3分の1。脈圧=収縮期-拡張期。
  • 白衣高血圧=診察室で高く家庭で正常。仮面高血圧=診察室で正常で家庭で高い。
  • 触診法では収縮期血圧のみ、聴診法よりやや低め。
  • 圧迫帯は上腕に巻き、心臓の高さで測定する。
20AM5420AM56
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)