20AM60|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
JCS(日本昏睡尺度)における意識障害の中で最も軽いのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**ジャパン・コーマ・スケール(JCS)**の段階を問う問題です。
覚醒しているか、刺激で覚醒するか、覚醒しないかで大きく三つに分かれます。
解説
JCSは、意識レベルを次の三段階に大別し、それぞれをさらに三つに分けます。
**1桁(I)**は、刺激しなくても覚醒している状態です。I-1はだいたい意識清明だが今ひとつはっきりしない、I-2は見当識障害がある、I-3は自分の名前や生年月日が言えない状態です。
**2桁(II)**は、刺激すると覚醒する状態です。II-10は普通の呼びかけで容易に開眼する、II-20は大きな声または体を揺さぶることで開眼する、II-30は痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する状態です。
**3桁(III)**は、刺激しても覚醒しない状態です。III-100は痛み刺激に対し払いのけるような動作をする、III-200は痛み刺激で少し手足を動かしたり顔をしかめる、III-300は痛み刺激に反応しない状態です。
したがって、自分の生年月日を言えないという記述は1桁(I-3)にあたり、選択肢の中で最も軽い意識障害です。これが正答です。
選択肢の確認
1.普通の大きさの声で呼ぶと開眼する。
誤り。2桁(II-10)にあたり、生年月日が言えない状態より重くなります。
2.自分の生年月日を言えない。
正しい。1桁(I-3)にあたり、選択肢の中で最も軽い意識障害です。
3.痛みを加えると顔をしかめる。
誤り。3桁(III-200)にあたります。
4.痛みを加えると開眼する。
誤り。2桁(II-30)にあたります。
覚えるポイント
- JCS=1桁(覚醒している)、2桁(刺激で覚醒)、3桁(覚醒しない)。数字が大きいほど重い。
- I-3=名前や生年月日が言えない、II-10=呼びかけで開眼、III-300=痛み刺激に反応しない。
- GCSは開眼、言語、運動の三項目を合計(最高15点、最低3点)で表す。
- 意識障害に麻痺や頭痛、嘔吐を伴えば緊急性が高い。