20AM65|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
癌と腫瘍マーカーとの組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腫瘍マーカーと癌の対応を問う問題です。
代表的なマーカーを臓器ごとに整理します。
解説
CEA(癌胎児性抗原)は、大腸癌をはじめとする消化器の腺癌で上昇する代表的な腫瘍マーカーです。ただし早期には上昇しにくいため、早期診断より治療効果の判定や再発の監視に用いられます。したがってこの組合せが正しくなります。
SCC(扁平上皮癌関連抗原)は、子宮頸癌、食道癌、肺の扁平上皮癌など扁平上皮癌で上昇します。子宮体癌は腺癌であるため、SCCは対応しません(子宮体癌ではCA125などが用いられます)。
**CYFRA(サイトケラチン19フラグメント)**は、肺の扁平上皮癌で上昇するマーカーです。胃癌ではありません。胃癌ではCEAやCA19-9が用いられます。
**AFP(α-フェトプロテイン)**は、肝細胞癌の代表的なマーカーです。乳癌ではありません。乳癌ではCA15-3やCEAが用いられます。
選択肢の確認
1.大腸癌-CEA
正しい。消化器の腺癌で上昇する代表的なマーカーです。
2.子宮体癌-SCC
誤り。SCCは扁平上皮癌(子宮頸癌など)のマーカーです。
3.胃癌-CYFRA
誤り。CYFRAは肺の扁平上皮癌のマーカーです。
4.乳癌-AFP
誤り。AFPは肝細胞癌のマーカーです。
覚えるポイント
- CEA=大腸癌など消化器の腺癌。CA19-9=膵癌、胆道癌。
- AFP、PIVKA-II=肝細胞癌。PSA=前立腺癌。
- CA125=卵巣癌。SCC=扁平上皮癌(子宮頸癌、食道癌)。CYFRA=肺扁平上皮癌。
- 腫瘍マーカーは良性疾患でも上昇することがあり、単独では診断できない。