20AM68|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
原発性アルドステロン症で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
原発性アルドステロン症の検査所見を問う問題です。
アルドステロンの作用から、血圧と電解質、酸塩基平衡の変化を導きます。
解説
原発性アルドステロン症では、副腎皮質の腺腫や過形成によりアルドステロンが自律的に過剰分泌されます。
アルドステロンは腎の遠位尿細管と集合管で、ナトリウムの再吸収とカリウムおよび水素イオンの排泄を促します。したがって次の所見がそろいます。ナトリウムと水の貯留による高血圧、低カリウム血症、そして水素イオンが失われることによる代謝性アルカローシスです。したがってアルカローシスが正答です。低カリウム血症により、筋力低下、周期性四肢麻痺、多尿、不整脈がみられることがあります。
低血圧ではなく高血圧をきたします。二次性高血圧の代表的な原因として重要です。
マグネシウムについては、代表的な所見として問われるのは低カリウム血症であり、高マグネシウム血症ではありません。
血漿レニン活性は、ナトリウムと水の貯留により抑制されて低値となります。高値ではありません。アルドステロンが高値でレニンが低値という組合せが、この疾患を疑う重要な手がかりです(アルドステロン・レニン比)。
選択肢の確認
1.低血圧
誤り。ナトリウムと水の貯留により高血圧をきたします。
2.アルカローシス
正しい。水素イオンの排泄促進により代謝性アルカローシスとなります。
3.高マグネシウム血症
誤り。代表的な所見は低カリウム血症です。
4.血漿レニン活性高値
誤り。抑制されて低値となります。
覚えるポイント
- 原発性アルドステロン症=高血圧、低カリウム血症、代謝性アルカローシス、レニン低値。
- 二次性高血圧の代表的な原因。
- 低カリウム血症=筋力低下、周期性四肢麻痺、多尿、不整脈。
- アジソン病は逆に、低血圧、低ナトリウム・高カリウム血症、代謝性アシドーシス。