20AM7第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)

疫学研究における因果関係の判定基準で「時間的な関係」の内容はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

疫学における因果関係の判定基準を問う問題です。

各基準が何を意味するかを対応させます。

解説

疫学で「ある要因が本当に原因といえるか」を判断するとき、いくつかの基準が用いられます。代表的なものとして、関連の強固性(相対危険が高い)、一致性(複数の研究で同じ関連がみられる)、特異性時間的関係整合性(生物学的妥当性)、量反応関係などがあります。

このうち**時間的関係(時間性)**とは、原因と考えられる曝露が、結果である疾病の発生よりも先に起こっていることを指します。原因は結果に先行していなければならないという、因果関係の最も基本的な条件です。したがって「曝露が結果に先行している」が正答です。

高い相対危険であるは、関連の強固性にあたります。

生物学的常識と矛盾しないは、**整合性(生物学的妥当性)**にあたります。

複数の研究で同様な関連がみられるは、**一致性(普遍性)**にあたります。

なお、時間的関係を明確に示せるのは、対象を追跡するコホート研究であり、過去に遡る症例対照研究では確認が難しくなります。

選択肢の確認

1.高い相対危険である。
誤り。関連の強固性にあたります。

2.生物学的常識と矛盾しない。
誤り。整合性(生物学的妥当性)にあたります。

3.複数の研究で同様な関連がみられる。
誤り。一致性にあたります。

4.曝露が結果に先行している。
正しい。時間的関係の内容そのものです。

覚えるポイント

  • 因果関係の判定基準=強固性、一致性、特異性、時間的関係、整合性、量反応関係
  • 時間的関係=原因が結果に先行する。因果関係の最も基本的な条件。
  • コホート研究は時間的関係を示しやすく、罹患率と相対危険が求められる。
  • 症例対照研究は過去に遡り、オッズ比を求める。
20AM620AM8
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