20AM8|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
我が国の最近の女性のがんの年齢調整死亡率で増加傾向にないのはどれか。
解答・解説を見る
この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
1、3、4
この問題のポイント
女性のがんの年齢調整死亡率の推移を問う問題です。正答は三つあります。
増加傾向にあるものと、そうでないものを区別します。
解説
年齢調整死亡率は、人口の年齢構成の違いを取り除いて比較できるようにした指標で、時代による変化を見るのに適しています。
女性のがんについて、乳がんは生活習慣や出産・授乳の状況の変化、高齢初産の増加などを背景に、年齢調整死亡率が増加傾向を示してきました。したがって、増加傾向にないものとしては乳がん以外の三つが選ばれます。
大腸がんは、罹患数は多いものの、検診の普及と治療の進歩により、年齢調整死亡率としては減少傾向を示しています。
肺がんも、喫煙率の低下と治療の進歩により、年齢調整死亡率は減少傾向にあります。
食道がんも、年齢調整死亡率としては減少傾向を示しています。
なお、実数としての死亡数は高齢化により増えていても、年齢調整死亡率では減少していることがあります。この二つの指標の違いを理解しておくことが、統計問題を解くうえで重要です。
選択肢の確認
1.大腸がん
正しい(増加傾向にない)。年齢調整死亡率は減少傾向にあります。
2.乳がん
誤り(増加傾向にある)。女性のがんの中で増加が続いてきた代表です。
3.肺がん
正しい(増加傾向にない)。年齢調整死亡率は減少傾向にあります。
4.食道がん
正しい(増加傾向にない)。年齢調整死亡率は減少傾向にあります。
覚えるポイント
- 年齢調整死亡率は年齢構成の影響を除いた指標。実数の死亡数とは動きが異なる。
- 女性で増加が続いてきたのは乳がん。
- 高齢化により**死亡数(実数)**は多くのがんで増えている。
- がん検診の対象=胃、大腸、肺、乳房、子宮頸部。