20AM9|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
がんと危険因子との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
がんと危険因子の対応を問う問題です。
感染が原因となるがんを押さえておくと確実に解けます。
解説
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が主な原因です。性交渉によって感染し、一部が持続感染して前がん病変を経て子宮頸がんに至ります。HPVワクチンと子宮頸がん検診による予防が重要です。したがってこの組合せが正しくなります。
胃がんの主要な危険因子は、ヘリコバクター・ピロリの持続感染、塩蔵食品の摂取、喫煙です。高蛋白食は主要な危険因子とされていません。
乳がんについては、授乳は危険因子ではなく、むしろ risk を下げる方向に働くとされています。危険因子は、初経が早い、閉経が遅い、出産経験がない、高齢初産、肥満(閉経後)、飲酒、家族歴などです。
肺がんの最大の危険因子は喫煙です。肥満ではありません。
なお、感染が関わるがんとしては、HPVと子宮頸がん、ピロリ菌と胃がん、B型・C型肝炎ウイルスと肝細胞がん、EBウイルスと上咽頭がん、HTLV-1と成人T細胞白血病が知られています。
選択肢の確認
1.胃がん-高蛋白食
誤り。主要な危険因子はヘリコバクター・ピロリ感染、塩蔵食品、喫煙です。
2.乳がん-授乳
誤り。授乳は危険を下げる方向に働くとされています。
3.子宮頸がん-ヒトパピローマウイルス
正しい。HPVの持続感染が主な原因です。
4.肺がん-肥満
誤り。最大の危険因子は喫煙です。
覚えるポイント
- 感染が関わるがん=HPVと子宮頸がん、ピロリ菌と胃がん、B型・C型肝炎と肝がん、HTLV-1と成人T細胞白血病。
- 子宮頸がんはワクチンと検診で予防できる。
- 肺がんと食道がんの最大の危険因子は喫煙(食道がんは飲酒も)。
- 乳がんの危険因子=早い初経、遅い閉経、未産、高齢初産、閉経後の肥満、飲酒。