20AM71|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午前(科目未分類)
疾患と検査結果との組合せで適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
疾患と検査所見の対応を問う問題です。
各疾患の特徴的な検査項目を確認します。
解説
関節リウマチは、滑膜の慢性炎症を本態とする自己免疫疾患であり、炎症を反映してCRP(C反応性蛋白)の上昇と赤沈の亢進がみられます。したがってこの組合せが正しくなります。ほかにリウマトイド因子、抗CCP抗体が診断に用いられ、画像では骨びらんと関節裂隙の狭小化がみられます。
フィラデルフィア染色体は、第9番と第22番染色体の転座によって生じる異常染色体で、慢性骨髄性白血病の診断的な所見です。悪性リンパ腫ではありません。
HLA-B51は、ベーチェット病との関連が知られる白血球抗原です。全身性硬化症(強皮症)ではありません。全身性硬化症では抗核抗体、抗Scl-70抗体、抗セントロメア抗体が用いられます。
悪性貧血は、内因子の不足によるビタミンB12の欠乏で起こる巨赤芽球性貧血です。ビタミンB6の欠乏ではありません。ビタミンB6の欠乏では皮膚炎や末梢神経障害がみられます。
選択肢の確認
1.関節リウマチ-CRP値上昇
正しい。滑膜の慢性炎症を反映して上昇します。
2.悪性リンパ腫-フィラデルフィア染色体陽性
誤り。フィラデルフィア染色体は慢性骨髄性白血病の所見です。
3.全身性硬化症-HLA-B51陽性
誤り。HLA-B51はベーチェット病と関連します。
4.悪性貧血-ビタミンB6欠乏
誤り。悪性貧血はビタミンB12の欠乏によります。
覚えるポイント
- 関節リウマチ=CRP上昇、赤沈亢進、リウマトイド因子、抗CCP抗体、骨びらん。
- フィラデルフィア染色体=慢性骨髄性白血病。
- HLA-B51=ベーチェット病。HLA-B27=強直性脊椎炎。
- 悪性貧血=ビタミンB12欠乏、抗内因子抗体、ハンター舌炎、神経症状。