20PM105|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
難経六十九難の法則で脾虚証に補法を行う経穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
難経六十九難の治療法則に基づく選穴を問う問題です。
虚証には母を補うという原則を用います。
解説
六十九難の法則は「虚すればその母を補い、実すればその子を瀉す」というものです。
脾虚証では、脾は五行で土に属し、土を生じる母は火です。したがって、火に配当される穴、すなわち滎火穴を補います。
具体的には、自経である脾経の滎火穴である大都と、母経である心経の滎火穴である少府を補います。選択肢のうち該当するのは大都であり、これが正答です。大都は足の内側、第1中足指節関節の遠位内側の陥凹部、赤白肉際に取ります。
至陰は足の太陽膀胱経の井金穴で、足の第5趾外側爪甲根部にあります。
復溜は足の少陰腎経の経金穴で、内果尖の上2寸にあります。腎虚証で用いる穴です。
曲泉は足の厥陰肝経の合水穴で、膝内側にあります。肝虚証で用いる穴です。
参考として、各証で補う穴は、肝虚証が曲泉と陰谷(水穴)、脾虚証が大都と少府(火穴)、肺虚証が太淵と太白(土穴)、腎虚証が復溜と経渠(金穴)となります。
選択肢の確認
1.至陰
誤り。膀胱経の井金穴です。
2.大都
正しい。脾経の滎火穴であり、脾虚証で母(火)を補う穴です。
3.復溜
誤り。腎経の経金穴で、腎虚証に用います。
4.曲泉
誤り。肝経の合水穴で、肝虚証に用います。
覚えるポイント
- 六十九難=虚すれば母を補い、実すれば子を瀉す。
- 肝虚=曲泉と陰谷(水)、脾虚=大都と少府(火)、肺虚=太淵と太白(土)、腎虚=復溜と経渠(金)。
- 陰経の五行配当=井木、滎火、兪土、経金、合水。
- 陰経では兪穴と原穴が一致する。