20PM112|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間に取る経穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
前頸部の経穴を、胸鎖乳突筋との位置関係で区別する問題です。
解説
扶突は手の陽明大腸経の経穴で、前頸部、甲状軟骨上縁と同じ高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間に取ります。すなわち胸鎖乳突筋の上にあたります。したがってこれが正答です。深部には斜角筋があり、さらに深くには腕神経叢と鎖骨下動脈が走行するため、刺鍼には注意が必要です。
人迎は足の陽明胃経の経穴で、甲状軟骨上縁と同じ高さ、胸鎖乳突筋の前縁、総頸動脈拍動部に取ります。
天窓は手の太陽小腸経の経穴で、甲状軟骨上縁と同じ高さ、胸鎖乳突筋の後縁に取ります。
このように、甲状軟骨上縁の高さには、前から順に**人迎(前縁)、扶突(前縁と後縁の間)、天窓(後縁)**が並びます。まとめて覚えると位置関係が整理できます。
天容は手の太陽小腸経の経穴で、下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前方の陥凹部に取ります。甲状軟骨より高い位置にあり、筋の上ではありません。
天牖は手の少陽三焦経の経穴で、乳様突起の後下方、胸鎖乳突筋の後方、下顎角と同じ高さにあります。
選択肢の確認
1.天容
誤り。下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前方にあります。
2.扶突
正しい。甲状軟骨上縁の高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間にあります。
3.天牖
誤り。乳様突起の後下方、胸鎖乳突筋の後方にあります。
4.人迎
誤り。胸鎖乳突筋の前縁、総頸動脈拍動部にあります。
覚えるポイント
- 甲状軟骨上縁の高さ=前から人迎(前縁)、扶突(筋の上)、天窓(後縁)。
- 天容=下顎角の後方、天牖=乳様突起の後下方で下顎角の高さ。
- 前頸部の深部には総頸動脈、腕神経叢、鎖骨下動脈、肺尖がある。
- 深刺と強い圧迫を避け、角度と深さに注意する。