20PM116|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
脾経の合水穴の取穴部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脾経の合水穴を特定し、その部位を選ぶ問題です。
陰経の五行配当と、膝周囲の経穴の位置を確認します。
解説
陰経の五行穴は井木、滎火、兪土、経金、合水の順に配当されます。足の太陰脾経では、隠白(井木)、大都(滎火)、太白(兪土・原穴)、商丘(経金)、**陰陵泉(合水)**となります。
陰陵泉の部位は、下腿内側、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部です。したがって選択肢3が正答です。脾経の重要な経穴で、水湿の停滞(浮腫、下痢)に用いられます。
他の選択肢を経穴名に直すと次のようになります。
「肘前内側、上腕骨内側上顆の前縁、肘窩横紋と同じ高さ」は少海で、手の少陰心経の合水穴です。
「膝内側、半腱様筋腱と半膜様筋腱の内側の陥凹部、膝窩横紋の内側端」は曲泉で、足の厥陰肝経の合水穴です。
「膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上」は陰谷で、足の少陰腎経の合水穴です。
いずれも合水穴であるため、経脈を正しく見分けることが要点になります。
選択肢の確認
1.肘前内側、上腕骨内側上顆の前縁、肘窩横紋と同じ高さ。
誤り。少海であり、心経の合水穴です。
2.膝内側、半腱・半膜様筋腱内側の陥凹部、膝窩横紋の内側端。
誤り。曲泉であり、肝経の合水穴です。
3.下腿内側、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部。
正しい。陰陵泉であり、脾経の合水穴です。
4.膝後内側、半腱様筋腱の外縁、膝窩横紋上。
誤り。陰谷であり、腎経の合水穴です。
覚えるポイント
- 陰経の合水穴=尺沢(肺)、少海(心)、曲沢(心包)、陰陵泉(脾)、曲泉(肝)、陰谷(腎)。
- 陰陵泉=脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部。水湿の停滞に用いる。
- 陰経の五行配当=井木、滎火、兪土、経金、合水。
- 合穴は「逆気して泄する」ものを主る(難経六十八難)。