20PM126第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)

バックハンド型テニス肘の患者に対する局所治療穴で適切なのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

テニス肘の型と局所治療穴を対応させる問題です。

バックハンド型がどちらの上顆の障害かを判断します。

解説

バックハンド型テニス肘は、上腕骨外側上顆炎のことです。バックハンドで打つ際に手関節を背屈位に保つため、前腕の伸筋群、特に短橈側手根伸筋の起始部である外側上顆に繰り返し負荷がかかって生じます。

したがって局所治療穴としては、外側上顆の近くにある曲池が適切です。曲池は手の陽明大腸経の合土穴で、肘を屈曲したときにできる肘窩横紋の外端に取ります。前腕伸筋群の起始部にあたるため、この障害の局所穴として最も適します。したがってこれが正答です。あわせて手三里、肘髎なども用いられます。

尺沢は手の太陰肺経の合水穴で、肘窩横紋上、上腕二頭筋腱の外方の陥凹部にあります。伸筋群の起始部ではありません。

曲沢は手の厥陰心包経の合水穴で、肘窩横紋上、上腕二頭筋腱の内方にあり、正中神経の走行に近い部位です。

少海は手の少陰心経の合水穴で、肘窩横紋の内側端、上腕骨内側上顆の前縁に取ります。こちらは**フォアハンド型テニス肘(内側上顆炎、ゴルフ肘)**の局所穴です。

選択肢の確認

1.曲池
正しい。外側上顆の近くにあり、伸筋群の起始部にあたります。

2.尺沢
誤り。肘窩の上腕二頭筋腱外方にあります。

3.曲沢
誤り。上腕二頭筋腱の内方にあり、正中神経に関係します。

4.少海
誤り。内側上顆の前縁にあり、フォアハンド型の局所穴です。

覚えるポイント

  • バックハンド型=外側上顆炎=伸筋群、局所穴は曲池
  • フォアハンド型=内側上顆炎(ゴルフ肘)=屈筋・回内筋群、局所穴は少海
  • 検査=トムゼンテスト、チェアテスト、中指伸展テスト(外側上顆炎)。
  • 対策=使用量の調整、ストレッチ、前腕バンド。
20PM12520PM127
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)