20PM128第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)

絞扼性神経障害と局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

絞扼性神経障害の部位と、そこにある経穴を対応させる問題です。

解説

足根管症候群は、内果の後下方にある足根管(屈筋支帯の下)で脛骨神経が絞扼される病態です。足底のしびれと痛み、灼熱感を生じ、内果後方を叩くとしびれが放散するティネル徴候が陽性となります。

太渓は足の少陰腎経の原穴で、足関節後内側、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部に取ります。まさに足根管の部位にあたるため、局所治療穴として適切です。したがってこの組合せが正しく、正答です。

梨状筋症候群は、殿部で梨状筋により坐骨神経が絞扼される病態で、局所穴としては環跳や秩辺が対応します。膀胱兪は仙骨部の内側の線にあり、梨状筋の部位ではありません。

肘部管症候群は、肘の内側で尺骨神経が絞扼される病態で、局所穴は小海(肘頭と上腕骨内側上顆の間)です。曲沢は肘窩の上腕二頭筋腱内方にあり、正中神経に関係します。

手根管症候群は、手関節部で正中神経が絞扼される病態で、局所穴は大陵(手関節前面の正中)です。陽渓は手関節背側の橈側にあり、正中神経の走行ではありません。

選択肢の確認

1.梨状筋症候群-膀胱兪
誤り。梨状筋の部位には環跳や秩辺が対応します。

2.足根管症候群-太渓
正しい。太渓は内果とアキレス腱の間にあり、足根管の部位にあたります。

3.肘部管症候群-曲沢
誤り。肘部管には小海が対応します。曲沢は正中神経に関係します。

4.手根管症候群-陽渓
誤り。手根管には大陵が対応します。

覚えるポイント

  • 足根管症候群=内果後下方、脛骨神経、足底のしびれ。局所穴は太渓
  • 肘部管症候群=肘の内側、尺骨神経、小指側のしびれ。局所穴は小海
  • 手根管症候群=手関節部、正中神経、母指から環指橈側のしびれ。局所穴は大陵
  • 梨状筋症候群=殿部、坐骨神経、下肢後面の放散痛。局所穴は環跳
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