20PM132|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
スポーツ傷害と罹患筋に対する経穴との組合せで適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
スポーツ傷害と罹患筋を対応させ、その筋の上にある経穴を選ぶ問題です。
解説
**シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)**は、走行やジャンプの繰り返しにより脛骨の内側中下部に痛みが生じる障害で、後脛骨筋、ヒラメ筋、長趾屈筋の牽引による骨膜の炎症が関与します。
漏谷は足の太陰脾経の経穴で、下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上方6寸に取ります。まさに後脛骨筋などがある部位であり、シンスプリントの局所治療穴として適切です。したがってこれが正答です。同じ線上の三陰交(上3寸)や地機も用いられます。
足関節の内がえし捻挫では、足関節外側の靱帯(前距腓靱帯など)が損傷されます。三陰交は下腿の内側にあり、部位が合いません。丘墟や崑崙、申脈などが局所穴となります。
**ジャンパー膝(膝蓋腱炎)**では、大腿四頭筋と膝蓋腱が罹患します。足三里は下腿前面で前脛骨筋の部位であり、適しません。鶴頂や梁丘が対応します。
アキレス腱炎では下腿三頭筋とアキレス腱が罹患します。懸鍾は腓骨の前方にあり、腓骨筋群の部位です。承山や崑崙、太渓の周囲が対応します。
選択肢の確認
1.足関節内がえし捻挫-三陰交
誤り。損傷部位は足関節外側であり、三陰交は内側にあります。
2.ジャンパー膝-足三里
誤り。罹患するのは大腿四頭筋と膝蓋腱で、足三里は前脛骨筋の部位です。
3.アキレス腱炎-懸鐘
誤り。懸鍾は腓骨の前方にあり、下腿三頭筋の部位ではありません。
4.シンスプリント-漏谷
正しい。脛骨内縁の後際にあり、後脛骨筋などに対応します。
覚えるポイント
- シンスプリント=脛骨内側中下部、後脛骨筋やヒラメ筋。三陰交、漏谷が対応。
- ジャンパー膝=膝蓋腱炎、鶴頂や梁丘。
- アキレス腱炎=下腿三頭筋、承山や崑崙。
- 足関節内がえし捻挫=外側靱帯、丘墟や崑崙、申脈。