20PM134|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
下腿の慢性コンパートメント障害で障害部位と局所治療穴との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
下腿の四つのコンパートメントと、そこにある筋、対応する経穴を結び付ける問題です。
解説
下腿は筋膜によって四つの区画(コンパートメント)に分けられます。
前方コンパートメント=前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋、深腓骨神経、前脛骨動脈。対応する経穴は足三里、上巨虚、条口、下巨虚、豊隆(いずれも胃経)です。
外側コンパートメント=長腓骨筋、短腓骨筋、浅腓骨神経。対応する経穴は陽陵泉、外丘、光明、懸鍾(いずれも胆経)です。
浅後方コンパートメント=腓腹筋、ヒラメ筋。対応する経穴は承筋、承山、飛揚(いずれも膀胱経)です。
深後方コンパートメント=後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋、脛骨神経、後脛骨動脈。対応する経穴は三陰交、漏谷、地機、築賓などです。
したがって、深後方コンパートメントと三陰交の組合せが正しく、これが正答です。三陰交は下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸に取ります。
他の選択肢は、前方に外丘(外側の穴)、外側に豊隆(前方の穴)、浅後方に漏谷(深後方の穴)というように、いずれも区画と経穴が食い違っています。
選択肢の確認
1.前方コンパートメント-外丘
誤り。外丘は腓骨の前方にあり、外側コンパートメントに対応します。
2.外側コンパートメント-豊隆
誤り。豊隆は前脛骨筋の外縁にあり、前方コンパートメントに対応します。
3.浅後方コンパートメント-漏谷
誤り。漏谷は脛骨内縁の後際にあり、深後方コンパートメントに対応します。
4.深後方コンパートメント-三陰交
正しい。三陰交は脛骨内縁の後際にあり、後脛骨筋などに対応します。
覚えるポイント
- 前方=前脛骨筋など、深腓骨神経。足三里、上巨虚、豊隆。
- 外側=腓骨筋群、浅腓骨神経。陽陵泉、外丘、光明、懸鍾。
- 浅後方=腓腹筋、ヒラメ筋。承筋、承山、飛揚。
- 深後方=後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋、脛骨神経。三陰交、漏谷、地機。