20PM147|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
刺激量を鍼の上下動で調整する手技はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
刺激量の調節方法と手技の対応を問う問題です。
鍼をどの方向に動かすかで区別します。
解説
雀啄術は、一定の深さまで刺入した鍼を、上下に細かく動かして刺激を与える手技です。動かす速さ、振幅、時間を変えることで刺激量を細かく調節できるため、「鍼の上下動で刺激量を調整する手技」として適切であり、これが正答です。
旋撚術は、鍼を左右に交互に回しながら刺入する手技です。回転の方向が交互であるため、組織が鍼に巻き付きにくくなります。上下動ではありません。
鍼尖転移術(鍼尖転移法)は、刺入した鍼をいったん皮下まで引き上げ、鍼尖の方向を変えて別の方向へ刺入し直す手技です。刺入する角度と方向を変えることで、目的とする部位に刺激を届けます。上下動を主とするものではありません。
副刺激術は、刺入した鍼のそばにもう一本の鍼を刺す、あるいは鍼の周囲を刺激する手技です。抜鍼困難(渋鍼)の際に筋の攣縮をゆるめる目的でも用いられます。
このように、手技は「鍼をどう動かすか」に注目して整理すると覚えやすくなります。上下なら雀啄術と間歇術、回転なら回旋術と旋撚術、方向を変えるなら鍼尖転移法です。
選択肢の確認
1.旋撚術
誤り。左右交互に回しながら刺入する手技です。
2.鍼尖転移術
誤り。鍼尖の方向を変えて刺入し直す手技です。
3.副刺激術
誤り。近くにもう一本刺鍼する手技です。
4.雀啄術
正しい。鍼を上下に細かく動かして刺激量を調節します。
覚えるポイント
- 雀啄術=上下動。速さ、振幅、時間で刺激量を調節できる。
- 間歇術=刺入と引き上げの反復(こちらも上下方向)。
- 回旋術=一方向に回す(渋鍼の原因になりうる)、旋撚術=左右交互。
- 副刺激術=近くに刺鍼。抜鍼困難の対応にも用いる。