20PM159第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)

内因性オピオイドの特徴について正しい記述はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

内因性オピオイドの性質を問う問題です。

分布、作用、拮抗薬との関係を確認します。

解説

内因性オピオイドはペプチドであり、体内ではペプチダーゼによって速やかに分解されます。作用時間が短いのはこのためで、効果を持続させにくいという性質があります。したがってこの記述が正しく、正答です。

血液脳関門の通過については、内因性オピオイドはペプチドであるため、末梢から投与しても血液脳関門を通過できません。中枢での作用は、中枢内で産生されたものによります。

βエンドルフィンの分布については、視床下部と下垂体に多く含まれます。脊髄後角に多く含まれるのはエンケファリンです。両者の分布の違いは押さえておくとよい点です。

ナロキソンは、オピオイド受容体に結合してオピオイドの作用を遮断する拮抗薬です。したがって内因性オピオイドの作用は減弱します。増強するのではありません。鍼鎮痛がナロキソンによって減弱することが、内因性オピオイドの関与を示す根拠とされています。

選択肢の確認

1.血液脳関門を通過することができる。
誤り。ペプチドであり、血液脳関門を通過できません。

2.βエンドルフィンは脊髄後角に多く含まれる。
誤り。βエンドルフィンは視床下部と下垂体に多く、脊髄後角にはエンケファリンが多く含まれます。

3.ナロキソンにより作用が増強する。
誤り。ナロキソンは拮抗薬であり、作用を減弱させます。

4.体内では短時間で分解される。
正しい。ペプチダーゼにより速やかに分解されます。

覚えるポイント

  • 内因性オピオイド=βエンドルフィン(視床下部・下垂体)、エンケファリン(脊髄後角)、ダイノルフィン
  • ペプチドであり、血液脳関門を通過せず、速やかに分解される。
  • ナロキソンは拮抗薬であり、作用を遮断する。
  • 鍼鎮痛がナロキソンで減弱することが、関与を示す根拠とされる。
20PM15820PM160
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