20PM160|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
セリエのストレス学説に関する事項はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
セリエのストレス学説の内容を問う問題です。
解説
セリエは、さまざまな有害刺激(ストレッサー)に対して、生体が共通の非特異的な反応を示すことを見いだし、これを**汎適応症候群(全身適応症候群)**と名づけました。この反応は次の三期に分かれます。
警告反応期は、ストレッサーを受けた直後の時期です。前半のショック相では体温と血圧が下がり、血糖も低下して抵抗力が一時的に落ちます。後半の反ショック相では、副腎皮質が肥大し、抵抗力が高まっていきます。したがって警告反応期はセリエの学説に関する事項であり、これが正答です。
抵抗期は、ストレッサーに適応して抵抗力が高い状態が保たれる時期です。
疲憊期は、ストレスが長く続いて適応が破綻し、抵抗力が低下して臓器の障害や死に至る時期です。
条件反射は、パブロフが提唱した学習の理論です。
反応の非恒常性については、セリエの学説の要点は、ストレッサーの種類にかかわらず共通の(非特異的な)反応が現れるという点にあります。
発汗の減少は、ストレス反応では交感神経の亢進により発汗はむしろ増加します。
選択肢の確認
1.条件反射
誤り。パブロフが提唱した学習の理論です。
2.警告反応期
正しい。セリエの汎適応症候群の第一期にあたります。
3.反応の非恒常性
誤り。セリエの学説は共通の非特異的な反応が現れることを要点とします。
4.発汗の減少
誤り。交感神経の亢進により発汗は増加します。
覚えるポイント
- セリエの汎適応症候群=警告反応期(ショック相・反ショック相)→抵抗期→疲憊期。
- ストレッサーの種類によらず共通の非特異的反応が現れる。
- 関わる系=交感神経-副腎髄質系(即時)と視床下部-下垂体-副腎皮質系(持続)。
- キャノン=ホメオスタシス、緊急反応(闘争・逃走反応)。