20PM87|第20回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第20回午後(科目未分類)
嚥下機能障害に対するスクリーニングとして用いられる検査はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
嚥下機能の評価法を問う問題です。
簡便なスクリーニングと、精密検査を区別します。
解説
水飲みテストは、一定量の水を飲んでもらい、むせの有無、飲み方、呼吸の変化などを観察する簡便な方法で、嚥下障害のスクリーニングとして広く用いられます。特別な機器を必要とせず、ベッドサイドで実施できる点が利点です。したがってこれが正答です。同様のスクリーニングとして、反復唾液嚥下テスト(30秒間に空嚥下できる回数を数える)や、少量の水を用いる改訂水飲みテストがあります。
嚥下造影検査(VF)は、造影剤を含む食品を飲み込む様子をエックス線透視で観察する精密検査です。誤嚥の有無と程度、どの相に問題があるかを詳細に評価できますが、放射線を用い、設備と専門的な判定を要します。同様の精密検査に嚥下内視鏡検査(VE)があります。
血清CRPは炎症の程度を反映する指標で、誤嚥性肺炎を起こした結果として上昇することはありますが、嚥下機能そのものを評価するものではありません。
胸部単純エックス線検査も、誤嚥性肺炎の有無を確認する検査であり、嚥下機能のスクリーニングではありません。
選択肢の確認
1.水飲みテスト
正しい。簡便に実施できる嚥下障害のスクリーニング検査です。
2.嚥下造影検査
誤り。放射線透視を用いる精密検査です。
3.血清CRP
誤り。炎症の程度を反映する指標です。
4.胸部単純エックス線検査
誤り。誤嚥性肺炎の有無を確認する検査です。
覚えるポイント
- スクリーニング=水飲みテスト、反復唾液嚥下テスト、改訂水飲みテスト。
- 精密検査=嚥下造影検査(VF)、嚥下内視鏡検査(VE)。
- 不顕性誤嚥(むせを伴わない誤嚥)があるため、むせの有無だけでは判断できない。
- 口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に有効。