21AM10|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
乳児死亡率を表す式はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
乳児死亡率の計算式を問う問題です。
分母が何かを正確に覚えます。
解説
乳児死亡率は、次の式で表されます。
乳児死亡率=(生後1年未満の死亡数)÷(その年の出生数)×1000
すなわち、出生1000に対する生後1年未満の死亡数です。したがって選択肢2が正答です。分母は人口ではなく出生数である点が重要です。
分母を人口とするのは、粗死亡率や有病率などの指標であり、乳児死亡率ではありません。
分母を出産数(出生数+死産数)とするのは、死産率や周産期死亡率の考え方に近いものです。死産率は出産1000に対する死産数で表されます。
死産数を分子とし乳児死亡数を分母とするような指標は用いられません。
関連する指標として、新生児死亡率(生後4週未満の死亡数÷出生数×1000)、早期新生児死亡率(生後1週未満の死亡数÷出生数×1000)、周産期死亡率((妊娠満22週以後の死産数+早期新生児死亡数)÷(出生数+妊娠満22週以後の死産数)×1000)があります。
乳児死亡率は、地域の衛生状態と生活水準を反映する重要な指標で、日本は世界でも最も低い水準にあります。
選択肢の確認
1.(生後1年未満の死亡数の合計)÷(人口)×1000
誤り。分母は出生数であり、人口ではありません。
2.(生後1年未満の死亡数の合計)÷(その年の出生数の合計)×1000
正しい。乳児死亡率の定義式です。
3.(生後1年未満の死亡数の合計)÷(その年の出産数の合計)×1000
誤り。出産数を分母とするのは死産率などです。
4.(死産数の合計)÷(生後1年未満の死亡数の合計)×1000
誤り。このような指標は用いられません。
覚えるポイント
- 乳児死亡率=生後1年未満の死亡数÷出生数×1000。
- 新生児死亡=生後4週未満、早期新生児死亡=生後1週未満。
- 死産率=死産数÷出産数(出生+死産)×1000。
- 乳児死亡率は地域の衛生・生活水準を反映し、日本は世界最低水準。