21AM15|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
神経膠細胞で中枢神経の髄鞘形成に関与するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
**神経膠細胞(グリア細胞)**の種類と役割を問う問題です。
中枢と末梢で髄鞘をつくる細胞が異なる点も押さえます。
解説
希突起膠細胞(オリゴデンドロサイト)は、中枢神経系で髄鞘(ミエリン鞘)を形成する細胞です。一つの細胞が複数の軸索に突起を伸ばして髄鞘をつくります。髄鞘があることで跳躍伝導が可能になり、伝導速度が大きくなります。したがってこれが正答です。なお、末梢神経系で髄鞘をつくるのはシュワン細胞であり、こちらは一つの細胞が一区間の髄鞘を担当します。
上衣細胞は、脳室と脊髄中心管の内面を覆う細胞で、脳脊髄液に接しています。一部は線毛をもち、脳脊髄液の流れに関わります。
小膠細胞(ミクログリア)は、中枢神経系におけるマクロファージにあたる細胞で、貪食と免疫応答を担います。他のグリア細胞と異なり、中胚葉性(単球系)に由来します。
**星状膠細胞(アストロサイト)**は、神経細胞と毛細血管の間に位置し、血液脳関門の形成、神経細胞への栄養供給、細胞外の環境調節、傷害時の瘢痕形成などを担います。
選択肢の確認
1.上衣細胞
誤り。脳室と中心管の内面を覆う細胞です。
2.小膠細胞
誤り。中枢神経系のマクロファージにあたり、貪食を担います。
3.星状膠細胞
誤り。血液脳関門の形成や神経細胞の環境維持を担います。
4.希突起膠細胞
正しい。中枢神経系で髄鞘を形成します。
覚えるポイント
- 中枢の髄鞘=希突起膠細胞(オリゴデンドロサイト)、末梢の髄鞘=シュワン細胞。
- 星状膠細胞=血液脳関門、栄養供給、環境調節。
- 小膠細胞=貪食と免疫、中枢のマクロファージ。
- 上衣細胞=脳室と中心管の内面。髄鞘により跳躍伝導が可能になる。