21AM16|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
新生児の頭蓋において最後に閉鎖するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
新生児の頭蓋の泉門と閉鎖時期を問う問題です。
解説
新生児の頭蓋では、骨と骨の間が膜性の組織で結ばれており、その広い部分を泉門といいます。これにより産道の通過時に頭蓋が変形でき、また出生後の脳の急速な成長にも対応できます。
大泉門は、前頭骨と左右の頭頂骨の間にある菱形の泉門で、四つの泉門の中で最も大きく、閉鎖が最も遅く、生後およそ1年半から2年で閉鎖します。したがってこれが正答です。大泉門は、脱水では陥凹し、髄膜炎や水頭症など頭蓋内圧亢進では膨隆するため、乳児の状態を診る手がかりにもなります。この部への刺鍼は行いません。
小泉門は、左右の頭頂骨と後頭骨の間にある三角形の泉門で、**生後まもなく(およそ2から3か月)**閉鎖します。
**前側頭泉門(蝶形泉門)**は、頭頂骨、前頭骨、蝶形骨大翼、側頭骨の間にあり、生後6か月ごろに閉鎖します。
**後側頭泉門(乳様泉門)**は、頭頂骨、後頭骨、側頭骨の間にあり、生後1年から1年半ごろに閉鎖します。
選択肢の確認
1.大泉門
正しい。生後1年半から2年で閉鎖し、最も遅くなります。
2.小泉門
誤り。生後まもなく閉鎖します。
3.前側頭泉門
誤り。生後6か月ごろに閉鎖します。
4.後側頭泉門
誤り。生後1年から1年半ごろに閉鎖します。
覚えるポイント
- 大泉門=前頭骨と頭頂骨の間、菱形、最大、生後1年半から2年で閉鎖。
- 小泉門=頭頂骨と後頭骨の間、三角形、生後まもなく閉鎖。
- 大泉門は陥凹で脱水、膨隆で頭蓋内圧亢進を示唆する。
- 督脈の顖会は大泉門の部位にあたり、乳児では刺鍼を避ける。