21AM20|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
肩甲骨に付着する筋とその付着する部位との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肩甲骨に付着する筋と、その付着部位を対応させる問題です。
肩甲骨の各突起と縁の名称を確認します。
解説
小胸筋は、第3から第5肋骨から起こり、肩甲骨の烏口突起に停止します。肩甲骨を前下方に引く働きをします。したがってこの組合せが正しく、正答です。なお、小胸筋の下で腕神経叢と鎖骨下動脈が圧迫されると、胸郭出口症候群の一型である過外転症候群(小胸筋症候群)となり、ライトテストで評価します。
棘上筋は、肩甲骨の棘上窩から起こり、上腕骨の大結節に停止します。肩峰に付着するのではありません。肩峰には三角筋と僧帽筋が付着します。
小円筋は、肩甲骨の外側縁から起こり、上腕骨の大結節に停止します。関節下結節から起こるのは上腕三頭筋の長頭です(関節上結節からは上腕二頭筋の長頭が起こります)。
小菱形筋は、頸椎の棘突起から起こり、肩甲骨の内側縁の上部(肩甲棘の内側端付近)に停止します。下角ではありません。下角付近に付着するのは大菱形筋の下端や前鋸筋です。
選択肢の確認
1.棘上筋-肩峰
誤り。棘上窩から起こり、上腕骨大結節に停止します。
2.小円筋-関節下結節
誤り。肩甲骨外側縁から起こります。関節下結節は上腕三頭筋長頭です。
3.小胸筋-烏口突起
正しい。第3から第5肋骨から起こり、烏口突起に停止します。
4.小菱形筋-下角
誤り。肩甲骨内側縁の上部に停止します。
覚えるポイント
- 烏口突起に付着=小胸筋、烏口腕筋、上腕二頭筋短頭。
- 関節上結節=上腕二頭筋長頭、関節下結節=上腕三頭筋長頭。
- 大結節=棘上筋、棘下筋、小円筋。小結節=肩甲下筋。
- 肩峰=三角筋と僧帽筋。内側縁=菱形筋と肩甲挙筋。