21AM21|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
下肢の筋で大腿骨に付着するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
下肢の筋の付着部を問う問題です。
大腿骨に付着するかどうかを判断します。
解説
内閉鎖筋は、閉鎖膜の内面と周囲の骨から起こり、小坐骨孔を通って骨盤の外へ出て、大腿骨の転子窩に停止します。したがって大腿骨に付着し、これが正答です。作用は股関節の外旋で、上双子筋と下双子筋とともに深層外旋六筋を構成します(梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋、外閉鎖筋)。
大腿直筋は、下前腸骨棘から起こり、大腿四頭筋の一部として膝蓋骨を経て脛骨粗面に停止します。股関節と膝関節の二関節にまたがりますが、大腿骨には付着しません(広筋群は大腿骨から起こります)。
薄筋は、恥骨下枝から起こり、鵞足の一つとして脛骨粗面の内側に停止します。大腿骨には付着しません。
縫工筋は、上前腸骨棘から起こり、こちらも鵞足の一つとして脛骨粗面の内側に停止します。人体で最も長い筋で、大腿骨には付着しません。
このように、大腿部の筋には、大腿骨に付着するもの(広筋群、内転筋群、深層外旋六筋、大腿二頭筋短頭など)と、骨盤から脛骨へ二関節をまたぐもの(大腿直筋、縫工筋、薄筋、ハムストリングの長頭)があります。
選択肢の確認
1.大腿直筋
誤り。下前腸骨棘から起こり、脛骨粗面に停止します。
2.内閉鎖筋
正しい。小坐骨孔を通って大腿骨の転子窩に停止します。
3.薄筋
誤り。恥骨下枝から起こり、脛骨粗面の内側に停止します。
4.縫工筋
誤り。上前腸骨棘から起こり、脛骨粗面の内側に停止します。
覚えるポイント
- 深層外旋六筋=梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋、外閉鎖筋。多くが大腿骨の転子窩や大転子に停止。
- 鵞足=縫工筋、薄筋、半腱様筋。いずれも脛骨粗面の内側へ。
- 大腿直筋=下前腸骨棘から脛骨粗面へ。二関節筋。
- 梨状筋上孔=上殿神経と上殿動脈、梨状筋下孔=坐骨神経と下殿神経。