21AM22第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)

間膜と付着部との組合せで正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

腹膜が形成する間膜と、その付着部を問う問題です。

各間膜がどの臓器をどこにつなぐかを整理します。

解説

肝冠状間膜は、肝臓の上面と横隔膜の下面を結ぶ腹膜のひだです。したがってこの組合せが正しく、正答です。肝臓と横隔膜の間には、ほかに肝鎌状間膜(その下縁が肝円索)や左右の三角間膜があり、これらによって肝臓が横隔膜に固定されています。冠状間膜の間には腹膜に覆われない部分(無漿膜野)があります。

小網は、肝臓胃の小弯および十二指腸の始部を結ぶ腹膜です。脾臓ではありません。小網の右縁(肝十二指腸間膜)には、門脈、固有肝動脈、総胆管が走行します。

大網は、胃の大弯から前掛けのように垂れ下がり、横行結腸に付着して腹腔内臓の前面を覆う腹膜です。空腸ではありません。腹腔内の炎症を局所に囲い込む働きがあることから「腹腔の警察官」と呼ばれます。

腸間膜は、空腸と回腸を後腹壁につなぐ腹膜で、その中を上腸間膜動静脈の枝、神経、リンパ管が走行します。腎臓ではありません。腎臓は腹膜後器官であり、間膜をもちません。

選択肢の確認

1.肝冠状間膜-横隔膜
正しい。肝臓の上面と横隔膜を結びます。

2.小網-脾臓
誤り。小網は肝臓と胃の小弯・十二指腸始部を結びます。

3.大網-空腸
誤り。大網は胃の大弯から垂れ下がります。

4.腸間膜-腎臓
誤り。腸間膜は空腸と回腸を後腹壁につなぎます。腎臓は腹膜後器官です。

覚えるポイント

  • 小網=肝臓と胃の小弯。右縁に門脈、固有肝動脈、総胆管。
  • 大網胃の大弯から垂れ下がる。「腹腔の警察官」。
  • 腸間膜=空腸と回腸を後腹壁につなぐ。
  • 腹膜後器官=腎臓、副腎、膵臓、十二指腸の大部分、上行結腸、下行結腸。
21AM2121AM23
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