21AM23第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)

ディッセ腔にみられるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

肝臓の微細構造を問う問題です。

ディッセ腔がどこにあり、何が存在するかを確認します。

解説

**ディッセ腔(類洞周囲腔)**は、肝細胞索と類洞(毛細血管)の間にある狭い隙間です。類洞の内皮は有窓性で基底膜をもたないため、血漿成分がこの腔へ自由に出入りし、肝細胞との間で物質のやり取りが行われます。

このディッセ腔に存在するのが**ビタミンA貯蔵細胞(伊東細胞、肝星細胞)**です。細胞質にビタミンAを含む脂肪滴を蓄えており、体内のビタミンAの大部分を貯蔵しています。また、肝が障害されると活性化してコラーゲンを産生し、**肝線維化(肝硬変)**の中心的な役割を担うことでも重要です。したがってこれが正答です。

クッパー星細胞は、類洞の内腔に存在するマクロファージで、血液中の異物や 古くなった赤血球を貪食します。ディッセ腔ではなく類洞内にあります。

赤血球は、血液成分として類洞の内腔を流れます。ディッセ腔に通常存在するものではありません。

胆汁は、肝細胞から毛細胆管へ分泌され、小葉間胆管、肝管を経て流れます。ディッセ腔ではありません。血液の流れる方向(小葉の周辺から中心へ)と、胆汁の流れる方向(中心から周辺へ)が逆である点も重要です。

選択肢の確認

1.クッパー星細胞
誤り。類洞の内腔にあるマクロファージです。

2.ビタミンA貯蔵細胞
正しい。ディッセ腔に存在し、ビタミンAを貯蔵し肝線維化にも関わります。

3.赤血球
誤り。類洞の内腔を流れます。

4.胆汁
誤り。毛細胆管を流れます。

覚えるポイント

  • ディッセ腔=肝細胞と類洞の間。**ビタミンA貯蔵細胞(伊東細胞)**が存在。
  • クッパー細胞=類洞内のマクロファージ。
  • 血液は小葉の周辺から中心静脈へ、胆汁は中心から周辺へ流れる。
  • 肝小葉の周辺にはグリソン鞘があり、小葉間動脈、小葉間静脈、小葉間胆管が走る。
21AM2221AM24
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