21AM31|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
細胞小器官とその働きとの組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
細胞小器官の働きを対応させる問題です。
合成、分解、輸送、分裂という役割で整理します。
解説
リボソームは、伝令RNAの情報をもとにアミノ酸をつなげて蛋白質を合成する小器官です。細胞質に遊離しているものと、粗面小胞体の表面に付着しているものがあります。付着型でつくられた蛋白質は小胞体からゴルジ装置へ送られ、分泌や膜への組み込みに向かいます。したがってこの組合せが正しく、正答です。
リソソームは、加水分解酵素を含む小胞で、取り込んだ異物や不要になった細胞小器官を分解処理します。遺伝情報の伝達を担うのは核内のDNAと、それを写し取る伝令RNAです。
中心体は、細胞分裂の際に複製されて両極へ移動し、紡錘体を形成して染色体を分配します。物質運搬を担うのではありません(細胞内の輸送は小胞や細胞骨格が担います)。
ゴルジ装置は、小胞体でつくられた蛋白質に糖を付加するなどの加工と選別、輸送を担い、分泌顆粒を形成します。細胞分裂を担うのではありません。
選択肢の確認
1.リボソーム-蛋白質の合成
正しい。伝令RNAの情報をもとに蛋白質を合成します。
2.リソソーム-遺伝情報伝達
誤り。リソソームは加水分解酵素による分解処理を担います。
3.中心体-物質運搬
誤り。細胞分裂時に紡錘体を形成します。
4.ゴルジ装置-細胞分裂
誤り。蛋白質の加工と選別、輸送を担います。
覚えるポイント
- リボソーム=蛋白質合成。粗面小胞体は表面にリボソームをもつ。
- リソソーム=加水分解酵素による細胞内消化。
- ゴルジ装置=蛋白質の加工、選別、輸送、分泌顆粒の形成。
- 中心体=紡錘体の形成。ミトコンドリア=ATP産生、独自のDNAをもつ。