21AM35|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
胃の受け入れ弛緩はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
反射の分類を問う問題です。
求心路と遠心路がそれぞれ体性か内臓かで分けます。
解説
反射は、求心路(入力)と遠心路(出力)の組合せで次のように分類されます。体性-体性(運動)反射、体性-内臓(自律神経)反射、内臓-体性(運動)反射、内臓-内臓反射です。
**胃の受け入れ弛緩(適応性弛緩)**は、食物が食道から胃へ入ってくると、それを受け入れるために胃底部と胃体部の平滑筋が弛緩し、内圧をあまり上げずに容量を増やす反応です。
このとき、入力は食道や胃の伸展という内臓からの求心性情報であり、出力も胃の平滑筋という内臓への遠心性の指令です。したがって内臓-内臓反射にあたり、これが正答です。迷走神経を介する反射で、迷走神経を切断すると失われます。
体性-運動反射は、皮膚や筋からの入力で骨格筋が反応するもので、伸張反射(腱反射)や屈曲反射が代表です。
体性-内臓反射は、体表の刺激が内臓の機能に影響するもので、鍼灸の作用機序を考えるうえで重要な反射です。
内臓-運動反射は、内臓からの入力で骨格筋が反応するもので、腹膜炎の際に腹壁の筋が硬くなる筋性防御が代表です。
選択肢の確認
1.体性-運動反射
誤り。伸張反射や屈曲反射が該当します。
2.体性-内臓反射
誤り。体表の刺激が内臓機能に影響する反射です。
3.内臓-運動反射
誤り。筋性防御などが該当します。
4.内臓-内臓反射
正しい。胃の伸展という内臓入力により、胃平滑筋が弛緩します。
覚えるポイント
- 反射の分類=体性-体性、体性-内臓、内臓-体性、内臓-内臓。
- 胃の受け入れ弛緩=内臓-内臓反射、迷走神経を介する。
- 体性-内臓反射は鍼灸刺激が内臓機能に影響する機序として重要。
- 内臓-体性反射=筋性防御、ヘッド帯の知覚過敏。