21AM36|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
グルコースについて正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
グルコースの性質と代謝を問う問題です。
糖新生という経路を思い出します。
解説
糖新生は、糖質以外の材料からグルコースを合成する代謝経路で、主に肝臓(一部は腎臓)で行われます。材料となるのは、グリセロール(中性脂肪が分解されて生じる)、乳酸、糖原性アミノ酸です。空腹時や飢餓時に血糖を維持するために働き、コルチゾールやグルカゴン、アドレナリンによって促進されます。したがって「グリセロールから合成される」が正しく、正答です。
多糖類であるという記述は誤りです。グルコースは、それ以上分解できない単糖類です。多糖類はグルコースが多数つながったもので、グリコーゲン、デンプン、セルロースが該当します。二糖類にはショ糖、乳糖、麦芽糖があります。
蛋白質の合成に利用されるという記述も誤りです。蛋白質の材料はアミノ酸です。グルコースは主にエネルギー源として利用され、余剰はグリコーゲンや脂肪として蓄えられます。
ミトコンドリアで分解されるという記述も、グルコースそのものについては誤りです。グルコースは細胞質で解糖系によりピルビン酸まで分解されます。ピルビン酸がアセチルCoAとなってからはミトコンドリアのクエン酸回路と電子伝達系で処理されます。
選択肢の確認
1.多糖類である。
誤り。グルコースは単糖類です。
2.蛋白質の合成に利用される。
誤り。蛋白質の材料はアミノ酸です。
3.グリセロールから合成される。
正しい。糖新生によりグリセロールなどからグルコースが合成されます。
4.ミトコンドリアで分解される。
誤り。グルコースは細胞質の解糖系で分解されます。
覚えるポイント
- 糖新生=グリセロール、乳酸、糖原性アミノ酸からグルコースを合成。主に肝臓。
- 単糖類=グルコース、フルクトース、ガラクトース。多糖類=グリコーゲン、デンプン。
- 解糖系=細胞質。クエン酸回路と電子伝達系=ミトコンドリア。
- 血糖を上げるホルモン=グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモン。下げるのはインスリンのみ。