21AM39|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
排卵を誘発するホルモンはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
排卵を誘発するホルモンを問う問題です。
性周期の中でどのホルモンがいつ急増するかを確認します。
解説
黄体形成ホルモン(LH)は、下垂体前葉から分泌される糖蛋白質ホルモンで、排卵の直前に一過性に大量分泌されます。これをLHサージといい、これが引き金となって排卵が起こります。したがってこれが正答です。排卵後、LHは残った卵胞を黄体へと変化させ、黄体からのプロゲステロン分泌を維持する働きも担います。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は、排卵後に形成された黄体から分泌されるステロイドホルモンです。子宮内膜を分泌期に変化させて着床に備え、基礎体温を上昇させます。排卵を誘発するものではありません。
プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳汁の産生を促します。授乳期には高濃度となり、排卵を抑制する方向に働きます。
オキシトシンは下垂体後葉から放出され、分娩時の子宮収縮と、授乳時の射乳を促します。排卵とは関係しません。
なお、卵胞刺激ホルモン(FSH)は卵胞の発育を促し、成熟した卵胞からエストロゲンが分泌されます。エストロゲンが一定濃度を超えると正のフィードバックが働き、LHサージが起こるという流れになります。
選択肢の確認
1.プロゲステロン
誤り。排卵後の黄体から分泌され、子宮内膜を分泌期に変化させます。
2.プロラクチン
誤り。乳汁の産生を促します。
3.黄体形成ホルモン
正しい。LHサージが排卵の引き金となります。
4.オキシトシン
誤り。分娩時の子宮収縮と射乳を促します。
覚えるポイント
- LHサージが排卵を誘発する。
- FSH=卵胞の発育、エストロゲン=子宮内膜の増殖、プロゲステロン=分泌期と基礎体温上昇。
- 卵巣=卵胞期→排卵→黄体期、子宮内膜=増殖期→分泌期→月経期。
- プロラクチン=乳汁産生(前葉)、オキシトシン=射乳と子宮収縮(後葉)。