21AM4|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
年末の登録結核患者数を分子とし人口を分母とする指標はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
疫学指標の定義を問う問題です。
分子と分母が何かで指標を見分けます。
解説
有病率は、ある一時点において疾病をもっている人の割合で、分子はその時点の患者数、分母は対象集団の人口です。年末の登録結核患者数を分子とし、人口を分母とする指標は、まさにこの定義に一致します。したがってこれが正答です。有病率は横断調査によって明らかにでき、罹患率と罹病期間のおおよその積で表されます。慢性疾患では高く、短期間で治癒する疾患では低くなります。
罹患率は、一定期間内に新たに発生した患者数を、その期間に疾病にかかる可能性のあった人の観察期間の合計で割った指標です。新規発生に着目するため、集団を追跡するコホート研究が必要になります。年末の登録患者数という「その時点で存在する患者数」とは異なります。
受療率は、ある日に医療施設で受療した患者数を人口で割った指標で、患者調査によって得られます。人口10万人あたりで表されます。
受診率は、一定期間に医療機関を受診した人の割合を示す指標で、健康保険のデータなどから算出されます。
選択肢の確認
1.有病率
正しい。ある時点の患者数を人口で割った指標です。
2.罹患率
誤り。一定期間の新規発生を数える指標です。
3.受療率
誤り。ある日に医療施設で受療した患者数の割合です。
4.受診率
誤り。一定期間に医療機関を受診した人の割合です。
覚えるポイント
- 有病率=ある時点の患者数÷人口。横断調査で得られる。
- 罹患率=一定期間の新規発生数。コホート研究が必要。
- 有病率はおおよそ罹患率×罹病期間。
- 受療率は患者調査、人口10万対で表される。