21AM44|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
白血球の中で形質細胞に分化するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
抗体産生細胞への分化を問う問題です。
免疫担当細胞それぞれの役割を確認します。
解説
B細胞は、骨髄で分化するリンパ球で、抗原の刺激とヘルパーT細胞の補助を受けて増殖し、形質細胞(抗体産生細胞)へ分化します。形質細胞は粗面小胞体が発達しており、免疫グロブリン(抗体)を大量に産生・分泌します。一部は記憶B細胞となり、次に同じ抗原が侵入したときに速やかで強い二次応答を起こします。これが液性免疫の中心です。したがってB細胞が正答です。
T細胞は、胸腺で分化するリンパ球で、ヘルパーT細胞、キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)、制御性T細胞などに分かれます。細胞性免疫と免疫の調節を担いますが、抗体は産生しません。
マクロファージは、単球が組織へ移行して分化した細胞で、貪食と抗原提示を担います。抗体は産生しません。
NK細胞は、自然免疫に属するリンパ球で、あらかじめの感作なしにウイルス感染細胞や腫瘍細胞を直接傷害します。抗体は産生しません。
選択肢の確認
1.T細胞
誤り。細胞性免疫と免疫の調節を担い、抗体は産生しません。
2.B細胞
正しい。形質細胞へ分化し、抗体を産生します。
3.マクロファージ
誤り。貪食と抗原提示を担います。
4.NK細胞
誤り。自然免疫として標的細胞を直接傷害します。
覚えるポイント
- B細胞→形質細胞→抗体産生が液性免疫の流れ。一部は記憶B細胞へ。
- B細胞は骨髄、T細胞は胸腺で分化する。
- 抗原提示細胞=樹状細胞、マクロファージ、B細胞。
- 抗体=IgG(最多、胎盤通過)、IgA(粘膜と初乳)、IgM(一次応答で最初)、IgE(I型アレルギー)。