21AM45|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
疾病と一般素因との組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
疾病の素因に関する記述の正誤を問う問題です。
年齢、性別、人種、臓器による偏りを確認します。
解説
結核症は、肺に病変を生じることが最も多い感染症です。結核菌は空気感染により肺胞に達し、肺門リンパ節とともに初期変化群を形成します。このように、特定の臓器が侵されやすいことを臓器素因といい、結核と肺の組合せはその代表です。したがってこれが正答です。なお結核は肺以外にも、腎、脊椎(脊椎カリエス)、リンパ節、腸などにも生じます。
網膜芽腫は、網膜に発生する悪性腫瘍で、乳幼児に発症します。RB遺伝子の異常が関与し、白色瞳孔(猫目)で気づかれることがあります。高齢者に多いという記述は誤りです。
**全身性エリテマトーデス(SLE)**は、若い女性に圧倒的に多い自己免疫疾患です。男女比はおおよそ1対9とされます。男性に多いという記述は誤りです。
胃癌は、日本や韓国など東アジアに多く、欧米では相対的に少ない癌です。ヘリコバクター・ピロリの感染率や塩蔵食品の摂取習慣が背景にあると考えられています。欧米人に多いという記述は誤りです。
選択肢の確認
1.網膜芽腫-高齢者に多い
誤り。乳幼児に発症する悪性腫瘍です。
2.全身性エリテマトーデス-男性に多い
誤り。若い女性に圧倒的に多い疾患です。
3.胃癌-欧米人に多い
誤り。日本など東アジアに多い癌です。
4.結核症-肺に多い
正しい。臓器素因として、結核は肺に病変を生じやすくなります。
覚えるポイント
- 素因=一般素因(年齢、性別、人種、体質)と臓器素因。
- 網膜芽腫=乳幼児、白色瞳孔。SLE=若い女性。
- 胃癌=日本など東アジアに多い。ピロリ菌と塩蔵食品が背景。
- 結核は肺に多いが、腎、脊椎、リンパ節、腸にも生じる。