21AM46|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
プリオン病に分類される疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
プリオン病を問う問題です。
病原体の種類で分類します。
解説
プリオン病は、核酸をもたない**異常な蛋白質(プリオン蛋白)**が原因となる疾患群です。正常なプリオン蛋白が異常型に変換され、それが連鎖的に広がって中枢神経に蓄積し、脳が海綿状に変性します。
クロイツフェルト・ヤコブ病はその代表で、急速に進行する認知症、ミオクローヌス、運動失調を特徴とし、予後は極めて不良です。硬膜移植などによる医原性の感染例や、牛海綿状脳症(BSE)に関連する変異型も知られています。核酸をもたないため、通常の消毒や滅菌では不活化されにくく、器具の取り扱いに特別な配慮が必要です。したがってこれが正答です。
エボラ出血熱はウイルスによる感染症で、発熱、出血傾向、多臓器障害をきたす致命率の高い疾患です。感染症法では一類感染症に分類されます。
オウム病は、**クラミジア(オウム病クラミジア)**による感染症で、鳥類から人へ感染し、発熱と肺炎を起こします。
ワイル病は、レプトスピラという細菌による感染症(黄疸出血性レプトスピラ症)で、ネズミの尿で汚染された水を介して感染し、発熱、黄疸、出血、腎障害をきたします。
選択肢の確認
1.クロイツフェルト・ヤコブ病
正しい。異常プリオン蛋白による中枢神経の疾患です。
2.エボラ出血熱
誤り。ウイルスによる感染症です。
3.オウム病
誤り。クラミジアによる感染症です。
4.ワイル病
誤り。レプトスピラ(細菌)による感染症です。
覚えるポイント
- プリオン病=核酸をもたない異常蛋白質が原因。脳が海綿状に変性。
- クロイツフェルト・ヤコブ病=急速な認知症、ミオクローヌス、失調。予後不良。
- 通常の滅菌では不活化されにくく、器具の取り扱いに特別な配慮が必要。
- 病原体の分類=ウイルス、細菌、リケッチア、クラミジア、真菌、原虫、プリオン。