21AM51|第21回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第21回午前(科目未分類)
親子間で行われる移植はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
移植の分類を問う問題です。
提供者と受給者の遺伝的な関係で分けます。
解説
移植は、提供者(ドナー)と受給者(レシピエント)の関係によって次のように分類されます。
自家移植は、同一個体の中で組織を移す移植です。自分の皮膚を熱傷部位に移す植皮や、自分の血管を冠状動脈バイパスに用いる手術が該当します。拒絶反応は起こりません。
同系移植は、遺伝的に同一の個体の間で行う移植です。一卵性双生児の間の移植が該当し、こちらも拒絶反応は起こりません。
異系移植(同種異系移植、アロ移植)は、同じ種であるが遺伝的に異なる個体の間で行う移植です。親子間や兄弟間、非血縁者間の移植がすべてこれに該当します。臨床で行われる臓器移植の大部分がこの型であり、主要組織適合抗原(HLA)の違いにより拒絶反応が起こるため、免疫抑制薬が必要になります。したがって親子間の移植は異系移植であり、これが正答です。
異種移植は、種の異なる個体の間で行う移植です。ブタの臓器を人に移植する試みなどが該当し、極めて強い拒絶反応が問題になります。
選択肢の確認
1.自家移植
誤り。同一個体内での移植です。
2.同系移植
誤り。一卵性双生児など遺伝的に同一の個体間の移植です。
3.異系移植
正しい。同じ種で遺伝的に異なる個体間の移植であり、親子間が該当します。
4.異種移植
誤り。種の異なる個体間の移植です。
覚えるポイント
- 自家移植=同一個体内、拒絶なし。同系移植=一卵性双生児、拒絶なし。
- 異系移植(同種異系)=同種で遺伝的に異なる。親子や兄弟。拒絶反応あり。
- 異種移植=種が異なる。強い拒絶反応。
- 拒絶反応は**主要組織適合抗原(HLA)**の違いにより、T細胞を中心に起こる。